【第二話】愛知から北海道まで物乞いをしながら0円で行った話

 

マスタングです。
前回の続きです。

第一話の記事はこちら

サエない自分を変えたくて
悶々としていた僕は
ホリエモンの本に啓発されて
愛知県から北海道まで
ヒッチハイク旅をすることにした。

しかし、突如彼女の提案により、
ただのヒッチハイク旅ではなく、
1円もお金を持って行ってはいけないという
悪魔の縛りルールが追加された。

成功するまで家には帰ってきちゃダメだよ♪

彼女の悪魔にも似た
ニッコリとした笑顔に
僕はドン引きする。

成功しなければ家を追い出されてホームレス。
追い詰められた僕はヒッチハイク旅に出発するのだった。

ーーーーー

旅が始まりました。
お金を持っていってはいけないルールなので、

持ち物は
・健康保険証
・ペットボトルの水(2L)
・着替え
・カメラ
・行き先を書く用のホワイトボード(20×30cm)
・iphone

現金はもちろんなし。
クレカも持ちませんでした。

とりあえず旅人感を出そうと思い、
家にあったダンボールで
「愛知→北海道 母を訪ねて0円旅中!」
と書いて、リュックにくくりつけてみました。

そして、家から5分ほど離れた
国道248号線という広い道路に出ました。

 

いざ、ヒッチハイク開始。
ホワイトボードに「東京方面」と書き、
走っている車に向けて掲げようとしました、が!!

 

 

超はずい・・・

 

ホワイトボードを
道路に向けて掲げるだけなのに
超恥ずかしい。

変な奴だと思われてないかな?

トヨタの人に見られてないかな?

色んな不安が押し寄せます。

 

あーやりたくねー。

ビビりまくりの僕は、
ヒッチハイク出来ずに
歩道を行ったり来たり
うろうろしていました。

完全に不審者です。
すれ違うおじいちゃんからの
視線がたまらなく
痛かった気がします。

 

しかし、これではラチがあきません。

次の車にはボード見せる。
次の車にはボード見せる。

出来るだけ何も考えないように
念仏のように口でブツブツと喋りながら
恐怖を消しました。

 

ヒッチハイクなんて
簡単だと思っていましたが、
車にホワイトボードを
向けるだけの作業が
こんなに怖いなんて
自分でも驚きでした。

そして、車が来るタイミングを伺い、
ついに、恐る恐るホワイトボードを
掲げてみました。

 

すると!

 

 

ビュンッ!!

 

僕のホワイトボードには見向きもせず
車が凄い勢いで目の前を過ぎ去っていった。

 

・・・・

 

なんつーか、凹みましたね。

自分という存在を
あっさりと否定されたような
気持ちになりましたし、
くよくよしていた自分が
いかに自意識過剰だったかを
思い知った気がしました。

「お前のことなんて誰も気にしてねーよ」

って言われたような気がして、
自意識過剰な自分が
恥ずかしくもなりました。

 

恥ずかしいやら、
スルーされまくることへのショックやら
心の中ではぐるぐると色んな感情が
渦巻きます。

今考えると
半端なく心が鍛えられている瞬間でした。

 

でも、一歩踏み出すと
恥ずかしさなんて
どうでも良い気分になり、
吹っ切れた僕でした。

絶対つかまえてやる!

燃えてきた僕はドライバーに
猛烈にホワイトボードを向けて
アピールを始めました。

 

〜1時間後〜

僕は未だに道路に立っていました。

笑われたり、
気づいてないフリをされたり、
一向に捕まる気配はありません。

スルーされすぎて
そろそろ心が折れそうでした。

自分何やってんだろ。

無視されすぎて
悲しくなってきました。
帰りたい。

飛び込みの営業マンって
こんな感じ何だろうなあ。

 

なぜだ?

なぜつかまらないんだ?

単純に確率の問題なのか、
自分のやり方が間違っているのか
分からない。

 

どうしたら良いか分からない。
ネットでヒッチハイクのコツを
調べてみました。

で、分かったのは2つ
・目的地を細かく設定すること。
・怪しい人間と思われないように、笑顔でアピールすること。

 

なるほど、だからダメだったのか。

僕は一気に距離を稼ぎたいがために、
「東京方面」と書いていました。

でも、これだと超自分都合です。

東京に行くまでには
静岡と神奈川を通る必要があります。

いきなり東京行きは確率が低いし、
乗せる側としても心理的にも負担です。

 

ビジネスでも100万円稼ぎたいからといって、
いきなり100万円の商品を売り込んでも
誰も買ってくれないのと一緒です。

自分目線ではなく
相手目線に立ち、
段階的に行くのが大事。

 

あと、客観的に考えて
知らん人を乗せるって超怖いですよね。

だからこそ、自分が疲れてるからといって
仏頂面でムスッとしていてはいけないのです。
笑顔で印象良く。

営業と一緒だなあと思いました。
ほんの些細なことなんだけど、
これだけでも超学びがありまくりでした。

 

ということで、
まずはお隣の静岡あたりを
目的地にすると良いってことが
分かりました。

一歩前進です。

 

さらに、自分なりにも色々考えてみたら、
走っている車にヒッチハイクするのは
ハードル高くね?

という気づきがありました。

 

乗せるのがOKな人でも
後ろに車がいたら停まりづらくて
スルーせざるを得ないじゃね?

 

これまでは
自分中心に考えていた僕でしたが、
壁にぶち当たったことで
相手目線になるという技術を
習得し始めました。

ビジネスで大事なことを
実地で学んでいたのです。

 

ということで、作戦としては
静岡方面の高速道路の手前の
赤信号で停まってる車に笑顔でアピール。

これでいこうと決まりました。

 

現在夕方の5時。
だんだん暗くなってきました。
これ以上暗くなると
ヒッチハイクしづらくなります。
早くしなければ。

場所を移動して作戦実行です。

 

高速道路手前の赤信号には
これから静岡方面に行こうとする
車がズラーっと並んでいました。

これなら行けるかも。

僕はテンションを上げるために
軽くスキップをしながら
笑顔で車に近づき、
ドライバー一人ひとりに
ホワイトボードを向けて

「お願いします!」

と手を合わせる
ジェスチャーをしました。

 

無言で首を横に振る人、
苦笑いでごめんねーと言ってくれる人、
色んな人がいました。

おお、
しっかりと反応が返ってくる!!!

僕は嬉しくなりました。

 

ただスルーされるよりは
反応が来るだけ全然マシです。
確かな手応えを感じました。

で、信号待ちアピール作戦を
5回ほど繰り返した時!

赤のアルファロメオに乗ったお兄ちゃんが
窓を開けてくれました。

 

お兄ちゃん
「静岡のどこまで?」

僕「ど、どこでもいいです!!
途中のパーキングエリアかサービスエリアで大丈夫です!!」

お兄ちゃん
「静岡のサービスエリアあたりならいいよ、早く乗りな。」


「おおおおおお!!!!
あ、あ、あ、ありがとうございます!!!」

 

やりました!
ついにやったのです!

 

興奮した僕は急いで道端に置いていた
荷物を取りに行って
車に乗り込みました。

嬉しさで超興奮していたのは
言うまでもありません。

ホワイトボードを持っていた手が震え、
なんども小さくガッツポーズしました。

ヒッチハイクを開始して2時間、
本格的に冒険がスタートしたのでした。

 

つづく。

 

第三話 マスタングの快進撃

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僕は年収1億円稼ぐ23歳の富裕層と出会い、
年収3000万円稼げるようになり、人生が激変しました。

昔はトヨタの本社で
レクサスの開発者をしていましたが、
今はたった一人でほとんど働かずに
上記の金額を稼いでいます。
たぶん超絶怪しいですよね。

お前には才能があったんだろ?とも言われます。
ですが、僕はもともとビジネスが
得意だったわけでもなければ、
しゃべるのも文章を書くのも大の苦手でした。

そんな僕でも自信を得ることが出来て
1年で年収3000万まで稼げるようになりました。

お店を18店舗経営もしました。

結局慣れなんですよね。
ビジネスに才能なんて要りません。
どんな人でも学んでいけば稼げるようになれる。

僕マスタングが年間3000万を稼ぐ過程を下記の記事では公開してます。

年収3000万の実業家になったマスタングの人生激変物語

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