「感想」LIFE SHIFT あなたは100歳まで生きられたらどうする?

 

こないだ久しぶりにトヨタ時代の後輩から連絡が来た。

 

「マスタングさん!お久しぶりです!

もしかしたら知ってるかもしれないですけど、

この前面白い本読んだんですよ!

 

これからマスタングさんみたいな生き方は

どんどん社会に受け入れられていくと思います!

 

有名なのでもう読んでるかもしれないですけど、

よかったら読んでみてください!」

 

 

そんなメッセージと共に、

アマゾンのURLが来た。

 

 

普段連絡を取らない後輩が

本の紹介のために

わざわざメッセージを送ってくるなんて、

よっぽど感銘を受けたのに違いないと

思い、リンクを開いた。

 

 

どこかで見たような表紙とタイトルだと

思ったら数年前にベストセラーになった

WORK SHIFTの作者が書いている本だった。

 

 

前作WORK SHIFTは500ページ近くあり、

購入したが挫折したので、少し不安になりながらも

Kindleで購入し、読んでみた。

ということで、

リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット(訳:池村千秋)の

 

『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(東洋経済新報社)について、

 

概要や感想(評価)を書いていこうと思う。

 

 

こちらもワーク・シフト同様500ページほどで、

かなり読み応えがあり、隙間時間を使いながら

二日かけて読み切ったが、、、

 

 

結論から言うと、

 

まさに僕たちは時代の変化の真っ只中にいるのだ

 

と感じさせられる本だった。

 

 

本の内容は500ページ近くあるが、

この本が言いたいのは、

 

 

テクノロジーの進化によって、

僕らの寿命は100歳を超えるのが

当たり前になってくるから、

 

今までのライフスタイルで

生きていくのは通用しない。

 

 

ということだった。

 

 

僕もこの本を読んで初めて知ったのだが、

8歳の2007年生まれの子供は平均寿命が

105歳前後になると予測されている。

 

 

また、

今20歳の人は平均寿命が100歳、

今40歳の人は平均寿命が95歳になると

この本では言われている。

 

 

つまり、現在28歳の僕らの世代は

100歳近くまで生きるのだ。

 

 

ええ!!そんなに生きるの????

平均寿命って80歳じゃないの???

 

 

と、はるか昔のデータしか知らなかった

僕には衝撃だった。

 

 

昔よりも医療や食事、健康意識が

大幅に改善されているのが大きな理由らしい。

 

 

そして、この長寿化によって、

今より20年間も長く生きるわけだから

色々な問題が出てくるというのが

この本の要点だ。

 

 

一番大きな問題は貯蓄だ。

 

今の人生は3ステージモデルと言われていて、

20年間教育を受け、45年間働き、

退職後の15年間を自由に過ごすのが

一般的な人生モデルだが、

 

長寿化して寿命が20年延びたら

老後が35年間になるわけだから、

当然お金が足りるわけがない。

 

 

仮に、今の人生モデルで

老後35年間の貯蓄をしようと思ったら、

働いている間、収入の25%を貯蓄に回さないと

老後暮らせなくなるらしい。

 

 

25%と言うと、

サラリーマンの平均年収は手取りで

300万円なので、

 

毎月6万円以上は

老後のために貯蓄しなければいけない

ということになる。

 

 

本書にも書いているが、

はっきり言ってこれは不可能だ。

 

 

なぜかというと、

この他に子供の教育費や

住宅ローンがかかるし、

 

この計算は将来今と同じレベルで

年金が貰えると仮定して、収入の

25%の貯蓄が必要と言っているのだが、

 

もし年金が破綻した場合、

毎月8万円近く貯金しないといけない

計算になる。

 

 

45年間ずっとだ。

 

僕がサラリーマンだったらこんなん絶対無理。

 

独身でも無理だし、ましてや奥さん子供いたら

逆立ちしたって無理だ。

 

 

そして、間違いなく

今のままでは年金は破綻する。

 

2000年までは3.6人で

1人の老人の年金を支えていたが、

2050年には少子高齢化で

1.2人で老人を支えなくては

いけなくなる。

 

 

一人の負担が3倍増えるということだ。

こんなの払えるわけがない。

 

 

自分の生活でも精一杯な今の若者が

見ず知らずの老人一人を養うわけだ。

 

そんなわけで、

本来は長く生きられれば、

第二の人生をエンジョイする期間が

長くなってハッピーなはずだが、

もう恐怖でしかない。

 

 

だからこの著者は、

一人一人がこの問題をちゃんと認識して、

しっかりと準備しておかなければいけない。

 

 

具体的には、有形資産(お金、金融資産など)と

無形資産(スキル、知識、仲間、健康、家族など)の

 

両方について投資と管理をしないとダメだよ

と言っていた。

 

 

要するに金融投資をしたり、

自分のスキルを身につけることを

しようねということだ。

 

 

そして、長寿化を乗り切るためには、

特にライフスタイルの転換が必要だと言っていた。

 

従来の1つの組織で働いて生きようとすると、

企業寿命が短くなっている今の社会では

リストラされるリスクが高いから

戦略的に仕事を変えて、

出来ることの幅を増やす事も必要。

 

 

また、あえて、一切働かずに遊んだり、

自分の思いついたビジネスアイデアを試す

起業家的な生き方をすることで、

 

知識と経験を集中して増やす期間も

必要になっていくとの意見だった。

 

 

おそらく、後輩はこの

 

「一切働かずに遊んだり、自分の

ビジネスアイデアを試す起業家的な生き方」

 

の部分で僕の事が浮かび、

連絡をくれたんだと思う。

 

 

確かにこの本で提案されている

生き方と僕の生き方は重なる部分がある。

 

僕はトヨタという大企業を捨て、

起業のために会社を辞め、今は旅をしながら

仕事をしている。

 

 

確かに形式上は重なる。

 

だが、この本を読んでいてずっと引っかかっていた事がある・・・・

 

 

それは・・・・

 

 

 

そんな人生楽しいの?

 

 

 

ということだ。

 

 

 

確かにこの著者が言っている事は

一見合理的なように聞こえる。

 

 

だが、僕から言わてもらうと、

必要を迫られてやる事ほど

つまらないものは無いのだ。

 

 

経験を増やさなきゃ!!

 

 

と、思いながら旅をして

楽しいだろうか?

 

 

投資を勉強しなきゃ!!

 

と、焦りながら勉強して

楽しいだろうか?

 

 

僕はたまたま本書で提案されているような

生き方をしているが、

 

 

寿命が伸びるから、

将来クビになるかもしれないから

自分でビジネスしなきゃと

思ってトヨタを辞めたわけではなく、

 

 

単純に自分の力でお金を稼いだり、

お客さんに価値を

提供して喜んでもらえるのが楽しいから

起業を選んだのだ。

 

 

感謝されるし、

サラリーマンの何倍も儲かるし、

才能なんていらないし。

 

ぶっちゃけて言わせてもらうと、

この著者とは発想のスタート地点が違う。

 

 

この著者は

 

仕事は苦しいもの

 

という所から

考えがスタートしているが、

 

 

僕は

 

仕事は楽しいもの

 

という所からスタートしている。

 

 

仕事は楽しいし、

働かなくても生きていけるぐらい

お金があったとしても必要なのだ。

 

 

例えば、

 

仮に一生使い切れないお金を

持っていて

働く必要がなかったとして

人生楽しいだろうか?

 

 

僕は昔リアルにイメージしてみたが、

ランボルギーニを買って、

持ち家と別荘を持って、

 

世界中を旅行して、

芸能人クラスの女性を

何人もはべらかして

 

 

がはははは!!!

 

 

という生活をしたところで、

おそらく1年もしないうちに

飽きると思った。

 

 

じゃあ飽きてしまったら、

残りの70年間どうやって生きるか?

 

退屈でしょうがないはずだ。

金持ちになって何不自由しないのは

マズローの欲求5段階説で言う所の、

4段階目だ。

 

 

じゃあその上は?というと、

自己実現欲求であり、即ち仕事なのだ。

 

 

だったら、最終的には

仕事で自己実現したくなるんだから、

 

やりたい事を仕事にしつつ、

お金も稼ぎまくったら最高じゃない?

 

と僕は思う。

 

 

だからこの著者の計画的に転職したり、

投資もやってみたり、

余裕があったら旅とか起業とかしたら

経験も広がるし良いんじゃないかな?

 

という提案は、

手段としてはアリかもしれないが、

 

 

寿命まで不自由なく生きるのが

目標になっていないかい?

 

 

と、思うのだ。

 

 

例えば、刺身にたんぽぽを乗せる

ような機械でも出来る仕事を

おじいちゃんになるまで続けて

 

最後は思うように動かない体を引きずって

病魔に苦しむぐらいなら、

 

極論だが、50歳までやりたい事を

一通りやって、ある日ぽっくり死んでしまう

方がよっぽど幸せだと思う。

 

 

もちろん、やりたい事ををやって

100歳まで生きる方が良いに決まってるが。

 

 

大事なのは死ぬ前に

「あー最高だった」と思えるかだ。

 

 

それに、メール講座でも言っているが、

転職もして、自分でビジネスもして、

投資もちょこっとして、

なんて全部バランスよく出来たら

誰も苦労しない。

 

 

投資でもビジネスでも

どれか一つちゃんと取り組めば、

中途半端にあれこれ

やらなくても生きていける。

 

 

僕の同じ年の友達には

株のデイトレードだけで

食っている子もいるし、

 

 

僕自身も自分でビジネスをして、

サラリーマン時代の10分の1以下の

労力で当時と同じぐらいの収入を得ている。

 

 

僕の師匠に至っては

23歳という若さで

年間1億以上稼いでいる。

(ちょっと彼は頭がオカシイ笑)

 

 

だから、投資なら投資、

ビジネスならビジネスという風に集中しないと、

どれも中途半端になってしまい、

学びに費やす時間とお金が無駄になってしまう。

 

 

僕の会社員時代がそうだった。

株に手を出したり、ビジネスしたり、

あれもこれもやろうとしている時は

大きな成果は得られなかった。

 

 

自分でビジネスをしている人からしたら、

ビジネスを勉強すれば、

転職を考える必要が無いし、定年も無い。

 

投資の事を考える必要が無い。

良いことづくめなのだ。

 

 

というか資金1000万円もないなら

投資はやるべきではない。

 

 

利率が高い方法を選ぶほど、

お金を失うリスクが高いし、

1000万円もないなら大して増えないからだ。

 

 

元手100万で利率10%なら10年かけても

259万にしかならない。

 

それに投資で利回りは10%はけっこう

良い方だ。

 

 

しかし、ビジネスの場合、ちゃんと作戦を立てて

広告にお金を突っ込めば

3倍、つまり300%とかになって

返ってくることが普通にある。

 

 

なので、僕的にはあれもこれも

手を出してバランスを求めるのではなく、

選択と集中をした方が良いと思っている。

 

 

そして、それさえ出来ていれば寿命が

何年延びようと不安要素などないのだ。

 

 

本書ではどちらかというと、

問題提起が中心で、やらなければ

ならない事がたくさん出てきて、

不安になる要素が多かったが、

 

 

僕はむしろ、

 

テクノロジーが進化して寿命が延び、

ライフスタイルが大きく変わる

面白い時代に生まれて、

 

良いことばかりだなぁと

幸運に感謝したいと思った。

 

 

そして、お金や将来の不安がないというのは

人生において物凄く強力なんだなーと、

ビジネスをやっていて良かったと思ったのでした。

 

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僕は年収1億円稼ぐ23歳の富裕層と出会い、
年収3000万円稼げるようになり、人生が激変しました。

昔はトヨタの本社で
レクサスの開発者をしていましたが、
今はたった一人でほとんど働かずに
上記の金額を稼いでいます。
たぶん超絶怪しいですよね。

お前には才能があったんだろ?とも言われます。
ですが、僕はもともとビジネスが
得意だったわけでもなければ、
しゃべるのも文章を書くのも大の苦手でした。

そんな僕でも自信を得ることが出来て
1年で年収3000万まで稼げるようになりました。

お店を18店舗経営もしました。

結局慣れなんですよね。
ビジネスに才能なんて要りません。
どんな人でも学んでいけば稼げるようになれる。

僕マスタングが年間3000万を稼ぐ過程を下記の記事では公開してます。

年収3000万の実業家になったマスタングの人生激変物語

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