農業のマーケティング教科書を読んでトヨタに足りないものを見つけた。

 

知り合いの年収5000万ぐらいの
起業家さんにオススメされた、
農業のマーケティング教科書という本が良かった。

面白い本だったので紹介しようと思う。

この本は農業と言いつつ、
マーケティングという切り口で
全ての産業に共通する事を話している。

僕が以前働いていたトヨタ自動車にも
モロに言えることだったので
製造業、サービス業、飲食業など
ほとんどの人に役立つと思う。

 

この本で言っていることを一言でまとめると、

売れない原因は生産者と消費者の考え方のズレだ。

ということ。

 

これはビジネスをしていると、超感じる。

農業だけでなく、特に製造業やサービス業、
例えば、自動車、美容室、パン屋、飲食店などは

提供側の視点に偏りすぎて、
売れないということが超ある。

消費者の視点に立てていないのだ。

 

で、この本で農家と消費者の
視点が違うことを表す面白いアンケートがあったので
紹介しようと思う。

実際に答えてみて欲しいのだけれど、

トマト+(空欄)=満足

という式があった時、
あなたは空欄にどんな言葉を入れるだろうか?

 

この結果が面白くて、
ほとんどの農家の人は

トマト+おいしさ=満足

と答えたのに対して、

消費者は

トマト+チーズ=満足

と答えたんだ。

 

面白いことに、
農家の人はトマトのことだけを考えているけれど、
消費者はトマトと何を組み合わせたら
美味しいかを考えている。

つまり、このアンケートから分かるのは
トマトを売るために農家の人が
頑張って品質をアピールしても
トマトの売り上げには影響が少ないということ。

この生産者と消費者のギャップを
把握しておかないと、いくら頑張っても
一生売れないという恐ろしいことが起こる。

だからこそ、マーケティングが必要なんだ。

 

でも、実際生産者の立場だったら
こうなってしまうのも仕方がないと思う。

商品を作る立場だと、どうしても商品の
クオリティをあげることばかりに
考えがいってしまって、
お客さんの生活トータルで考えることができない。

 

例えば、トマトを作る人にとっては
生活のほとんどんがトマトだけど、

お客さんにとってトマトは
生活の中のほんの一部でしかない

 

その事に気づかないと、
職人気質になってしまって、
お客さんが本当に欲しいものに考えがいかなくなる。

 

僕が以前働いていた
トヨタ自動車にも同じことが言える。

僕は昔トヨタでレクサスの開発をしていたのだけど、
トヨタの悪いところは捨てるところを
捨てられないというところだ。

全てにおいて優等生になろうとして、
お客さんにとって何が大事かを見落としてしまい、
故に突き抜けられないという性質がある。

 

詳しい内容はブログでは言えないけれど、

クルマというものはビビるほど
色んな性能があって、
それぞれの性能に担当者がいて、
あーだこーだと議論しあう。

自分の部署の性能を
良くすることが担当者の仕事なので、

自分の担当の性能が良くなるためなら
他人の部署の性能が下がる構造でも、
ゴリ押しで押し通すということもある。

 

あちらを立てれば、こちらが立たずとは
よく言ったもので、

強度を良くしようとすれば、
車重が重くなったり、

強度も良くて車重も軽くしようとすれば、
今度はコストが高くなる。

 

言ってしまえば、クルマは
妥協の産物みたいなところがある。

 

で、マーケティングを学んで
僕が思うのは、

僕はトヨタで、
本当にお客さんが求めているものを
作っていただろうか?

ということだ。

 

例えば、大衆車であれば、
平均点を良くして万人ウケすることの方が大事だけれど、

僕が開発していたレクサスなんかは
車種にもよるけれど、
万人ウケを狙わなくても良いはずだ。

 

レクサスみたいな価格が高くて
台数が少ない車種は、
万人ウケを狙うよりも、捨てるところは完全に捨てて
熱狂的なファンを作った方が売れると思う。

極端な例を出すと、
ランボルギーニやフェラーリのように。

 

なので、それぞれのクルマのコンセプトに合わせて、
何を重視して、何を思い切って捨てるかを
貫いた方が良いものが出来るのだけど

作り手が性能にこだわるばかり、
お客さんが求めているクルマと
ズレたものを作っている可能性が高い。

トヨタには他のメーカーのように
熱狂的なファンが少ないのも
そういった理由からだと思う。

 

 

日本の製品は個々のクオリティに関しては素晴らしい。

ただ、商品全体や、お客さんの立場で考えた時に
イマイチな場合が多い。

 

例えば、さっきのトマトの事例のように
お客さんが求めているものを分かっていなければ、
どんなにクオリティが高いトマトを作っても売れずらいのだ。

 

今はネットが普及して、
昔よりも良い商品が広まりやすくはなったけれど、
マーケティングをちゃんと学べば、まだまだ広めれる。

良い商品はどんどん世の中に広まって欲しい。

逆に僕が気にくわないのは
マーケティングが上手いだけで
大したことない商品でも売れてしまう現象だ。

美味しくないのにマーケティングが
上手いだけで流行っている飲食店とかは
勉強熱心で関心はするけれど、
本業の方も頑張って欲しいなと思う。

 

だからこそ、
良いものを作る人がマーケティングを学ぶことで、
良い商品を世の中に広めつつ、
しっかり儲かる世界になって欲しいと思う。

 

せっかく良いものなのに、
売るのが下手で潰れたら悔しい。

だからこそ、
作り手はマーケティングを勉強するべきだと思う。

 

で、マーケティングで大事なことは何か?
というと、

お客さんの目線に立つことだ。

お客さんの目線に立てれば、
ただのトマトを10倍以上の値段で売ることだって出来る。

 

面白いアンケートがあって、
ぜひ一緒に考えて欲しいのだけど、

あなたはトマトの購入に1回あたり
いくらまでお金を払うことが出来ますか?

という質問にあなたはいくらと答えますか?

 

全国2000人の消費者に聞いた
アンケートの結果では329円だった。

つまり、消費者はトマトに329円までなら
払えるという価値観なのだ。

 

では、次の質問はどうだろうか?

あなたは美味しさの感動に
いくらまでならお金を払うことが出来ますか?

と聞かれたら、あなたはいくらと答えますか?

 

アンケートでは美味しさの感動に
平均5292円までなら払うことが出来るらしい。

16倍も差があるのだ。

 

つまり、トマトを売ったら329円だけど、
美味しさの感動を売ったら5292円になるということ。

これがマーケティングの面白いところだと思う。

 

同じ商品でもトマトという切り口で売るのではなく、
感動できる野菜という切り口で売ったら
お客さんは喜んでお金を払ってくれるということだ。

トマトが5000円だったら
ぼったくりだと思われるけど、
感動が5000円で買えるなら安いのだ。

 

で、これに似たような事例として、
鉄板焼き屋がある。

鉄板焼き屋さんというのは基本的に高単価で、
お客さん一人当たり二万円ぐらいかかるんだけど、
高くても人が来るのは、感動を売りにしているからだ。

 

鉄板の上でジュージューと音を立てながら、
ブランデーをかけてボワッと火をあげて肉を焼き、
目の前でカットしてくれる。

わぁ、すごい!

という体験を売っている。

 

冷静に考えると、
キッチンで料理するのも
目の前で料理するのも
出てくるものは一緒なんだけど、

体験料が入っているから
普通の飲食店よりも単価が高いし、
お客さんの満足度も高い。

 

食事を売るのではなく、
感動を売っているから高くても
お客さんは喜んでお金を払うのだ。

 

だからこそ、売れる作り手になりたければ、
きちんとマーケティングを勉強して、
お客さんが何を求めているか?を考えなければいけない。

 

例えば、ランボルギーニであれば、
お客さんはクルマが欲しいわけではないのだ。

移動するだけなら、軽でも良いし、
タクシーでも良い。

そもそもクルマである必要すらない。

 

ランボルギーニなんて
車体が低いから段差ですぐ擦ってしまうし、

うるさいし、壊れやすいし、狭いし、荷物積めないし。

クルマとしては超不便。

 

だけど、なぜ高い金を出して買う人がいるかというと、
ランボルギーニに乗っている自分が好きだからだ。

 

値段が高くてカッコイイ車に乗ることで、
それに乗っている自分をカッコイイと思えるからだ。

 

もし、ランボルギーニがマーケティングをミスって、
軽自動車やエコカーを出したら、
一気にブランド価値が暴落するw

ランボルギーニは無駄の塊だからカッコイイのだ。

 

なので、お客さんが何を求めているかを
考えるって非常に大事。

で、そのためにはマーケティングの
知識が必要。

マーケティングを知っていれば、売れるし、
逆に知らなければ、全然売れない。

 

僕もマーケティングを学ぶ前までは、
かなり痛いことをやっていて、

例えば昔、オーストラリアに住んでいた時は
訪問マッサージのビジネスを始めようとしていた。

 

今考えると、
家に人を呼んでマッサージって
お客さん的に抵抗あるし、

ビジネスモデル的にも
全然儲からないだろ・・・

と思うのだけど、勉強してないから
謎にイケると思ってしまっていたのだ 苦笑

 

でも、マーケティングを学んでからは
お客さんが何を求めているか?
が分かるようになって、

自分のビジネスで月100万円とか
稼げるようになったし、
売れるようになりたい企業や個人を
プロデュース出来るようにもなった。

本当にマーケティングを学んで良かった。

 

で、もしこのブログを読んで
マーケティングに興味が湧いて、
マーケティングを勉強したい人がいたら、
そういう人はインターネットビジネスをやるのがおすすめ。

僕は今回紹介した本などで
マーケティングを勉強して、
勉強したことをインターネットビジネスを
通して実践する事でマーケティング力を身につけた。

インンターネットビジネスは超おすすめ。

 

インターネットビジネスだと
レンタルサーバー代の
月1000円ちょっとで始められて、
マーケティング能力も鬼のように身につくし、
ちゃんとやれば30万円とかは簡単に儲かる。

なぜそんなに儲かるかというと、
インターネットだと日本全国の人を
相手にビジネス出来るからなんだけど、

とりあえず詳しい話は今度にするとして、
今回はインターネットビジネスを
やっていると鬼のように
マーケティングの能力が身につくという
ことだけ覚えてもらえればOK。

 

ただ単に本でマーケティングを学んでも
実践しなければ、意味がない。

車の運転方法だけ聞いて、
運転しないのと一緒だ。

 

だけど、マーケティングを
身につけるためだけに
ガチなビジネスを始めるのも
ちょっとハードルが高い。

例えば、飲食店を開くとか。

オフラインのビジネスだと
マーケティングを実践するのは
コストもかかるし、時間も労力もかかる。

 

だけど、ネットなら家でパソコンさえあれば
出来るから、経費もかからないので色々試行錯誤出来るし、
店舗も設備もいらない。

必要な設備はパソコンとネットだけ。

 

で、学んだマーケティングを実践しつつ、
ネット上に仕組みを作れば、
勝手に収益が上がるので、かなり効率が良い。

 

僕はトヨタにいる人も、農業をやる人も
マーケティングを勉強すれば、
良いクルマが増えると思うし、
儲かる農家の人が増えると思う。

 

だからこそ、その手段として
ハードルが低い
インターネットビジネスをするのは
とてもおすすめ。

 

農家の人の場合は
ネットに精通しておけば、
農協だけじゃなく、
ネットという販路も作れて
もっと売れるようになるしね。

 

とりあえず、マーケを勉強して、
儲かる仕組みを作れれば、
どんな商売でも最強です。

マーケの話とか仕組みの話については
下記のメルマガでもより深く話しているので、
興味ある人はどうぞ↓

では今回はこれにて。

 

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僕は年収1億円稼ぐ23歳の富裕層と出会い、
年収3000万円稼げるようになり、人生が激変しました。

昔はトヨタの本社で
レクサスの開発者をしていましたが、
今はたった一人でほとんど働かずに
上記の金額を稼いでいます。
たぶん超絶怪しいですよね。

お前には才能があったんだろ?とも言われます。
ですが、僕はもともとビジネスが
得意だったわけでもなければ、
しゃべるのも文章を書くのも大の苦手でした。

そんな僕でも自信を得ることが出来て
1年で年収3000万まで稼げるようになりました。

お店を18店舗経営もしました。

結局慣れなんですよね。
ビジネスに才能なんて要りません。
どんな人でも学んでいけば稼げるようになれる。

僕マスタングが年間3000万を稼ぐ過程を下記の記事では公開してます。

年収3000万の実業家になったマスタングの人生激変物語

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