世界一周で気を付けたい海外の病気ランキング ワースト5

こんにちは、マスタングです。
今回は世界一周で気にしなければならい事 NO.1の海外での病気についてランキングにしてみました。海外渡航時にどんな病気に注意が必要なのか見ていきましょう。

 

世界一周 / 海外旅行で注意が必要な病気ランキング

ランキングは症状の深刻度と病気の分布割合から決定しました。
それでは行ってみましょう。

 

1位 狂犬病

発症時の致死率100%
最も致死率が高い病気としてエイズと共にギネス世界記録に登録されています。

毎年世界中で5万人以上の死者が発生し、その中の95%以上がアフリカとアジアのため、そういった地域に行く人は予防接種を受けておいた方が良いでしょう。

症状

最初は風邪に似た症状、噛まれたところが治っているのに痒みやチカチカなどの違和感を感じる。

その後不安感、恐水症状、恐風症、精神錯乱などの神経症状が現れる。

その2日から7日後には脳神経や全身の筋肉が麻痺を起こし、昏睡期に至り、呼吸障害によって死亡する。

狂犬病にかかった人の映像(ショッキングですので苦手な方は閲覧注意)

感染源と感染経路

感染源は犬だけでなく、猫、コウモリもある。

感染方法は噛まれたり、傷口や目、唇など粘膜部を舐めれた時に唾液からウィルス感染
するようです。

感染の疑いがある場合

①まず、噛まれたらすぐに傷口を石鹸水でよく洗い、消毒液やエタノールで消毒する。

②すぐに病院に行き、ワクチン接種を開始する。ワクチン接種は予防接種をしてる場合としてない場合で回数が異なります。

 

予防接種を受けていない場合

欧米製のワクチン⇒5回接種(当日及び3、7、14、28日後)

日本製のワクチン⇒6回接種(当日及び3、7、14、30、90日後)

 

予防接種を受けている場合

欧米製、日本製共に⇒2回接種(当日、3日後)

 

2位 破傷風

世界中の土壌に破傷風菌は存在するため、どこの国でも感染する恐れがあります。
世界一周する人は予防接種が必須といえるでしょう。

症状

口を開けにくい、首筋が張る、体が痛くなり、体のしびれや痛みが体全体に広がり、全身を弓なりに反らせる姿勢や呼吸困難が現れたのちに死亡します。

感染源と感染経路

ケガをしたときに傷口から破傷風菌が体の中に入ります。
破傷風菌は、世界中の土のなかに存在し、特に動物の糞便で汚染された土壌が危険。

 

3位 A型肝炎

食べ物から感染する病気で、アジア、アフリカ、中南米と様々な国で感染リスクがあります。
死には至り難いですが、重症になると1か月以上の入院が必要となる場合があるため、予防接種が必要でしょう。

症状

2~7週間の潜伏期間後に、急な発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気や嘔吐が発生し、その後、皮膚や白目が黄色くなる黄疸という症状が現れます。

感染源と感染経路

糞便から排泄されたウイルスが人の手を介して、水や氷、野菜や果物、魚介類を経て口に入ることで感染します。

特に、生の魚介類(特にカキ)や衛生状態の悪い土地での生水には注意が必要です。
また、性交渉時に感染することもあります。

カットフルーツでは、洗った水が汚染されていることがあるので、自分の手で剥いて食べた方が安全です。

 

4位 黄熱

黄熱予防接種証明書(イエローカード)が無いと、アフリカ諸国には入国出来ないため、注意が必要です。また、黄熱に感染する危険のある国から来た渡航者にはイエローカードを要求する国もあります。

他にも、乗り継ぎのため、黄熱に感染する危険のある国(下記参照)の空港に12時間以上滞在した渡航者も黄熱予防接種証明書が要求されているので注意しましょう。

 

黄熱に感染する危険のある国

アフリカ地域

アンゴラ、ウガンダ、エチオピア、カメルーン、ガーナ、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボワール、シエラレオネ、スーダン、セネガル、赤道ギニア、中央アフリカ、チャド、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マリ、南スーダン、リベリア、モーリタニア

アメリカ地域

アルゼンチン、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、パナマ、フランス領ギアナ、ブラジル、ペルー、ベネズエラ、ボリビア、トリニダード・トバゴ(トリニダード島のみ)、パラグアイ

症状

熱、頭痛、背部痛、虚脱、悪心・嘔吐が発生する。

感染源

蚊(主にネッタイシマカ)に刺されることで感染

 

5位 B型肝炎

血液を介して感染する病気なので地域性はあまりなく、どこでもかかると言える病気ですが、感染経路的に予防接種は受けても受けなくても自由でしょう。

症状

感染して90~150日間は症状がなく、その後、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、皮膚や目の白い部分が黄色くなります。皮膚発疹や関節の痛みも生じることがあります。大人での死亡率は約1%。一部の人で慢性化し、肝硬変になったり、癌化することがある。

感染経路

性交渉、輸血、注射の回し打ち、入れ墨での針の再使用など。
予防接種は好きにすればと言いつつ、僕は男の子なので受けておくことにします 笑

 

 

まとめ

死に至る病気が多くてビビりますねw
次回は海外渡航時に必要な予防接種について書きたいと思います。

 

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