ケンゾーエステートのワイン会でカプコン創業者の辻本夫妻に会って、めちゃめちゃ悔しくて泣いた話

マスタングです。

昨日、めっちゃ悔しいことがあったので記事にします。

悔しくて悔しくて、なんか知らんけど涙が止まらなくって、でもそれだけ自分に熱量あることなんだなって思えたので忘れないために書きます。

〜〜〜

昨日は東京ベイコート倶楽部で開催された、ケンゾーエステートのワイン会に行ってきました。

ケンゾーエステートはカプコンの創業者、辻本憲三さんが作ったワインブランド

 

1990年にアメリカ カリフォルニアのナパヴァレーの広大な土地をカプコンで儲けたお金をぶっこんで、世界トップ100のワイナリー(ワインメーカー)にわずか30年でなりました。

 

・・・と、さも知ってたかのように語っていますが、実はこの会に参加するまでよく知りませんでした。

ケンゾーエステートってよく名前は聞くけど、なんなんやろと思ってました。

で、調べたらカプコンの創業者かーい!となったので、超楽しみで参加しました。

 

その3時間後にあんなに泣きじゃくることになるとは、この時は思いもしませんでした。。。。

 

場所は会員権が2000万円の東京ベイコート倶楽部。

さっそく行くと、ケンゾーエステートのワインが。

 

で、こんな感じのグラスだらけのテーブルと、

こんな感じの会場で会が始まりました。

 

ベイコートの会だけあって参加してる人はお金持ちそうな品の良い人たちでした。

某金融系の大企業の役員さんとかもいたり、女性は着物を着てきてる人もちらほらいて綺麗でした。

 

料理はこんな感じ

ベイコートの料理は本当美味しい。

色んな予約困難店行ったけど、普通にベイコートの方が安いしうまいなと個人的には思います。

 

で、会が始まりました。

ケンゾーエステートのご夫妻が入場して、紹介の動画を見たんですが・・・

 

 

 

喰らいました

マジで喰らいました。

 

コンクリートブロックで頭をぶん殴られたかと思いました。

というのも、僕は山梨でワイン農場のオーナーとしてワインを作ってるんですが、動画冒頭の広大な土地を見て、マジで規模とかレベル感が全然違うことを思い知らされました。

 

それまではケンゾーエステートのことを金持ちの道楽で作ったワインがたまたま当たったんやろ?ぐらいに思ってました。

だけど、全然違いました。

 

死ぬほど広大な土地と、恵まれた気候で作って、一度自分たちでワインを作ったものの納得がいかず、

天才醸造家を呼んでプロデュースしてもらおうとして、

そしたらその醸造家に「このブドウの木あかんから全部引っこ抜いて一から作り直し」と言われ、

せっかく育てたブドウの木を全部引っこ抜いて畑から作り直しました。

 

僕はワイン作ってるからこそわかりますが、ブドウの木なんて何年もかけて育てるのです。

木なのでそんなすぐ育ちません。超時間がかかるのです。何年もかかるのです。

我が子のようなものです。

 

なのに、それを一旦クラッシュして作るのです。
絶望感がすごいです。

 

でもそれをあの広大な土地でやり直して、世界トップ100のワイナリーになった。

 

 

金持ちの道楽かと思っていたんですが、

ガチやん

 

と思いました。

めっちゃ頭悪い発言ですが、本当、素直にそう思いました。

 

ケンゾーエステートのCEOでもあり、ケンゾー氏の奥さんの辻本 夏子さん。

 

で、実際飲んでみるわけですが、

 

・・・うまい。

 

僕はフランスとかイタリアのワインが好きなので、アメリカのワインはそんなに好きじゃないのですが、普通にうまいです。世界レベルです。

 

で、悔しかったのは、自分がやってる山梨の畑とケンゾーエステートを比較したときに(比較するのもおこがましいですが)、草野球とメジャーリーグぐらい違いすぎて、自分何してるんだ、、、と思いました。

 

自分のとこのワインなんて、マジでしょぼすぎて遊びのレベルでしかないです。

これはもはや技術とかそういった話ではなく、土地の選択の問題で、山梨でワインを作っても、どれだけ頑張ってもこのレベルにはならないのです。

不可能ではないけど超ハードモード

 

技術以前に恵まれた土地と気候がないと、どれだけ頑張っても美味しいワインになりません。

 

ビジネスもそうですが、勝てる場所で勝てることをするのが大事で、ハードモードの環境でどれだけ頑張っても厳しいのです。

戦略の失敗は戦術では補えないのです。

 

だから大前提として、美味しいワインを作りたいならそもそも日本で作るのではなく、美味しいワインが作れる国で作る必要があります。

 

日本でワインを作ってる人には申し訳ないけれど、日本で超超超〜〜〜工夫して頑張って作った高くて美味しいワインより、南アフリカとかで作った安いワインの方が僕は遥かにうまいと思います。

 

だけど現状の自分には、海外の良い土地を買って、一流の醸造家を呼んで最高のワインを作るなんて芸当はできないわけです。

にもかかわらず、ちょっとワイン畑のオーナーやってるからって、ワインとかよく知らん人たちにドヤってるわけです。

自分のダサさを思い知らされました。

 

勝てる場所で勝負をする。そして、優秀な人を使う。

ケンゾーさんはワイン作りに大事なセンターピンを押さえて、ちゃんとマーケティングもして、世界トップ100のワイナリーになって、ビジネスとしてちゃんと成立させている。

経営者能力を発揮しまくって、自分とは全く規模感が違うことをやってて、しかも30年でここまでやっている。

 

遊びでやってる自分とは全然違いました。

 

僕は大金持ちになりたいとかそういう欲もないし、あまり他人と比較しない方なんだけど、この日はなんか知らんけど悔しくて悔しくて、なんでか分からないけど涙が止まらなくて、

二次会でベイコートのバーに行った時も、ワイン仲間たちとの話も頭に入ってこなくて、なぜかずっと泣いてました。

 

自分でもなぜ涙が出てくるのか分からないけど、なんか知らんけど悔しくて。

 

久しぶりにこんな感情を味わって

「ああ、自分はワインについては情熱あるんだな」と気づきました。

 

リアルな話をすると、僕は年収3000万ほどなんですが、年収3000万もあれば美味しいものも食べれるし、大体のやりたいことはできます。

だから全然困ってなかったんですけど、海外でガチでワインを作るとなると話が変わります。

全然金が足りません。

 

いちからブドウの木を育てていたら時間がかかるから、良い気候で良い土地のワイナリーを買収する必要があるかもしれませんし、優秀な醸造家が必要です。

ワインが完成するまでに何年も時間がかかりますし、ワインを寝かせるんだったら、売上が発生しない間も経営を維持する資本も必要です。

 

たぶん自分だけでお金出すと莫大すぎる費用になるので、お金持ちたちを集めて出資者を募る必要があるかもしれません。そしたら人脈や信用も必要です。

というか、どれぐらいの予算が必要なのか、何からやれば良いかすらも現状の知識ではわかりません。

 

とにかくわかってるのは、現状の自分では挑戦することすらできないぐらい、今の自分はしょぼいということです。

お金がなければロマンを追うことすらできないのです。

 

思うに、たぶん昨日涙が止まらなかったのは、

自分が「俺、山梨でワイン作ってるんすよw」

とワインをあまり知らない人相手にドヤってて、自分でもちょっと俺イケてると思ってたけど、

 

ケンゾーさんという同じ日本人でアメリカの広大な土地を買って圧倒的にレベルが違うことをやってるのを見て、しかも金持ちの道楽かと思ったらガチで商売として成立させて美味しいものを作っていて、

ケンゾーさんと比べた時に、自分のやってることが遊びレベルでしょぼすぎて、人生割と充実してる方だと思ってたけど、全然密度が薄すぎて、無力すぎる自分が情けなかったのだと思います。

 

はあ、本当に悔しかった。。。

 

別にケンゾーエステートみたいな世界で戦えるワイナリーを作りたいみたいな野望はないんですが、

少なくとも、自分や自分の周りのワイン仲間が心から美味しいと思えるワインを作りたいです。

で、みんなで楽しく飲んで思い出を共有したいです。

 

だけど、今の自分は全然そんなことできてません。

ただお金と人の繋がりにものを言わせて美味しいワインを飲んでるだけの、ただの消費者です。

 

飲んでるだけより、作った方が絶対思い出になります。

全部いちからやらなくても、例えば、投資家として美味しい土地と作り手に投資するでも良いです。

 

とにかく、ただ飲むだけの人じゃなくて、少しでも作る側に回りたいです。

しかも自分が本当に美味しいと思えるやつを。

 

そのためにはもっとお金がいることがわかりましたし、現状の自分ではアカンことがわかったので、頑張ろうと思いました。

 

会の最後に、半ベソになりながらケンゾーエステートの社長であり、ケンゾー氏の奥さんである、CEO兼プロデューサーの辻本 夏子さんと写真を撮らせていただきました。

 

ケンゾー氏とは結婚して40年以上だそうで、長年付き合っているお二人の関係性も素晴らしいなと思いました。

本当は写真を一緒に撮るのはNGらしいのですが、この日のことをどうしても忘れたくなくて、思い切ってお願いしたら、快く撮ってくださいました。

 

最後に、

こんな貴重な会に誘ってくれたベイコートの会員権を持っているワイン仲間のTさん、

この会を開催してくださった東京ベイコート倶楽部さん、

ワインに合う美味しい食事を100人分も最高の状態で作ってくれたシェフの方々(あのクオリティを100人分も作るのエグすぎる)、

 

今回来てくださった辻本ご夫妻には本当に感謝の日でした。

 

僕にとって「悔しい」という感情はとても強い原動力になり、成長の機会を与えてくれます。

これまでも本当に悔しいことがあった時は、それをバネに人生変えてきました。

 

 

自分の中の情熱を発見できた素晴らしい日でした。

こういう感情に出会えること自体が、とても幸運だし本当にありがたいことです。

 

そして、僕は先輩方から可愛がっていただいて、昔の平凡な人生では体験できない、たくさんの貴重な機会をいただいているので、それを自分で止めるのではなく、後輩たちにも伝えていきたいなと思いました。

 

こうして言語化したことで、自分の頭の整理にもなりました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

追伸

僕はフランスか南アフリカのワインが好きなので、とりあえず今年中に現地いってみることにします。

そして、ワインに本気で集中できるように、ビジネスをもっともっと自動化しまくります。

 

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昔はトヨタの本社で
レクサスの開発者をしていましたが、
今はたった一人でほとんど働かずに
上記の金額を稼いでいます。
たぶん超絶怪しいですよね。

お前には才能があったんだろ?とも言われます。
ですが、僕はもともとビジネスが
得意だったわけでもなければ、
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そんな僕でも自信を得ることが出来て
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結局慣れなんですよね。
ビジネスに才能なんて要りません。
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