~第10章~トヨタを辞めてホームレス→週休6日の年収3000万社長になった物語  

こんばんは、マスタングです。
何やら物騒なタイトルを付けちゃってますが、
今日も元気に行きましょう(笑)

 

目次はこちら
1.シンデレラは有害コンテンツ
2.ストーリーの力

 

それでは、どうぞ。

 

1.シンデレラは有害コンテンツ

いきなりですが、
今日は「シンデレラ」についてお話したいと思います。

 

シンデレラというのは、

 

継母にいじめられていた美少女シンデレラが、
舞踏会に行きたかったのに連れていってもらえず、
家で泣いていたら、

 

彼女を可哀想に思った魔法使いのおばあさんが、
カボチャを馬車に、ネズミを馬に、
靴をガラスの靴に変身!

 

そして舞踏会に行って、
王子様といい感じの関係になったのに、
0時に魔法が解けるので急いで帰ったら、
たまたま靴を落として、

 

そして都合良く何故かその靴だけ魔法が解けず、
更に都合の良い事にその靴に合うサイズの人間が街中に1人もいなくて、

見事、王子様に見つけてもらったという、

 

 

今考えたら「どんだけ都合良い展開やねん」
と突っ込みたくなるようなストーリーなわけです。

 

このお話は「夢がある」と子供達に人気で、
そのお城は某千葉にあるネズミの王国の
シンボルにまでなる程なわけですが・・・

 

ちょっとここで考えてみて下さい。

 

何故シンデレラはここまで人生大逆転できたのか。

 

理由は3つあります。
(1)おばあさんがシンデレラを可哀想だと思ったから
(2)魔法というチートアイテムを使ったから
(3)シンデレラがもともと美人だったから(王子様に気にいられた)

 

つまりですね・・・

 

本人何も努力してないよね??????

 

いやもちろん、
継母にいじめられて、一生懸命耐えてましたよ。
見てて可愛そうだし、助かって良かった、って思えます。

 

でも本人は、現状を打破する為の策を
自分の頭では何も考えず、
ただただ嘆き悲しんでいただけなのです。

 

この辺は、
努力して勝利を勝ち取る少年漫画とは、
全く違う、女の子が夢見るストーリーなわけです。

 

でも、僕、このストーリーは、
現在の日本においては「有害」だと思うのですよ。

 

だって実際、
こんな都合の良い話有り得ないですよね。

 

 

このストーリーの流れが、
世に出回る、「情報弱者」をターゲットにしたセールスレターと
全く同じなのです。

 

人生のどん底で嘆き悲しむorz

魔法みたいな方法が登場!

人生バラ色に!!

 

多分、色々見てみたら、
このパターンがあちこちで使われているのが分かるでしょう。

 

実はこれは「神話の法則」という、
人が共感するストーリーの作り方の1つなのです。

 

でも、よく考えてみて下さい。

 

 

仮に魔法があったとしても、
シンデレラが成功できたのは、
「本人が美人だったから」
なんですよ。

 

もしシンデレラの見た目がブサイクだったら、
いくら魔法をかけて綺麗なドレスを着て舞踏会に行っても、

 

王子様「ごめん、異性として興味を持てない」

 

なわけです。

 

 

 

世の中のほとんどのノウハウは一緒で、
たまたま誰かがうまくいったものをテンプレート化して出して、
結局ほとんどの人が再現できずに終わるんです。

 

だから、もういつまでも「魔法」を
追い求めてはいけないのです。

 

自分の力で現状を打破する為にも、
長期的な計画を立てていきましょう。

 

2.ストーリーの力

・・・さて、どうでしたでしょうか?

 

なんとなく、
「シンデレラって実は有害かもしれない!」
って思ったのではないでしょうか。

 

で、、正直に言うと、
別に僕は本当にシンデレラが有害だと思って書いてません。

 

ただ、
「そういう側面もあるよね」
という話をしたに過ぎないのです。

 

 

でも僕はあえて今回、
悪い部分をクローズアップする事で、
なんとなく、本当に有害なんじゃないか?って気分になったはずです。

 

一方で、シンデレラの映画とかを見ると、
「あぁ、面白かった。これは本当に良い作品だ。
シンデレラが幸せになってくれて良かった。」

と思うわけです。

 

これがストーリーの力です。

 

「ストーリー」を使いこなす事ができれば、
自分の意見を自然に相手に受け入れてもらう事ができるのです。

 

同じテーマでも、ストーリー次第で、
正義にも悪にもなる。

 

この感覚は、非常に重要なので、
身を持って体験して頂こうと思って今回の話を作りました。

 

 

 

因みに、僕の教材では、ストーリーの作り方というのを
重点的に解説する様にしているのですが、
それも、ストーリーこそが無敵の力だと思っているからです。

 

歴代の支配者は全てストーリーテラーです。

 

オバマ大統領、ヒトラー、ジョブズ、
皆ストーリーを巧みに使って、
自分の価値観を自然に大衆に受け入れてもらう事に成功しています。

 

僕はよく「自分の世界を作ろう」という事を言っていますが、
その世界観を作る為に最も重要になってくるものこそが「ストーリー」なのです。

 

そして、この「ストーリーを学ぶ」という視点があれば、
漫画、映画、ドラマ、その他あらゆる物語を見ている時に、
常に勉強になるのです。

 

僕は、漫画とか映画を読んだり見たりする度に、
無限にコンテンツが生み出されます。

 

だって、ヒットする作品というのは、
プロの人達が巧みにストーリーを使いこなして、
世界に入り込ませようとしているわけです。

 

だからめちゃめちゃ勉強になるのです。

 

 

しかし、ただそれを表面的に真似するだけではダメで、
そこに流れている「原理」を見つけないといけません。

 

つまり、「共通項」です。

 

「この漫画と、このセールスレターは同じ原理で作られてるな」
「あの人のスピーチは、この映画のストーリーと同じだな」

 

こんな感じで、
一見したら全然関係無い様なものどうしに、
共通項を見つけていく、という作業。

 

これが非常に重要になってきます。

 

是非、これからやってみて下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

有り難う御座いました!

 

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