~第10章~ワンピースは有害コンテンツ、ストーリーの力

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こんにちは、マスタングです。
何やら物騒なタイトルを付けちゃってますが、
今日も元気に行きましょう(笑)

目次はこちら

1.ワンピースは有害コンテンツ
2.ストーリーの力

それでは、どうぞ。

1.ワンピースは有害コンテンツ

いきなりですが、
今日は「ワンピース」について
お話したいと思います。

 

この話を聞くと、

物語を多角的に捉えることができるようになり、

漫画を読んだり、アニメや映画を見たりするのを
もっと楽しめるようになります。

また、物語を扱えるようになれば、
お客さんを引き込み、
文章だけでファン化できるようになります。

 

是非、物語をどのように捉えているのか?
という視点で読んでもらえたらなと思います。

 

ワンピースというのは、

海賊王を夢見る少年
モンキー・D・ルフィという主人公が
「ゴムゴムの実」と呼ばれる
不思議な実を食べてゴム人間となり、

伝説の海賊王 ゴール・D・ロジャーの遺した
「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め、
海賊王となる為に仲間と共に冒険する物語

です。

 

で、主人公が海賊なので
海賊がカッコよく描かれています。

 

読んでいると、
ルフィかっこいい〜
海賊かっこいい〜

と錯覚しますが、
冷静に考えてみてください。

 

え?海賊って犯罪行為じゃね??

 

そもそも考えてみてください。

ルフィの口癖
海賊王に!!!おれはなるっ!!!!

めちゃめちゃドヤってますが、
これ冷静に考えてみてください。

海賊=犯罪集団

ですよね?

 

ちょっと海賊という職業が
現代では馴染みがないですが、
海のマフィアみたいなものですよね?

つまり、現代日本で置き換えたら

YAKUZA

ヤクザなわけですよ。

 

つまり現代語訳したら

山口組 組長に!!!おれはなる!!!!

って言ってるような感じです

 

え???
ルフィ結構やばいやつなんじゃね??

って思いませんか?

 

しかもルフィたちは海賊(海のヤクザ)で
海の警察である海軍と敵対するわけですが、
ワンピースが欲しいという非常に身勝手な理由で
海軍と戦い、ぶちのめします。

 

少年漫画なので、
ぶっ飛ばす!!とか
倒す!!的な表現や
描写になってますが、

確実に、殺ってますよね???

 

海軍の家族からしたらたまったものじゃありません。

犯罪者を取り締まったら
犯罪者たちが強すぎてお父さんが殺されちゃうのです。

 

そして、ルフィに
父を殺された息子は
海賊を憎み今度はルフィたちに復讐する
血で血を洗う物語が始まるのだった…

ってまた新たな争いが生まれますよね?

 

僕は

このストーリーは、
現在の日本においては
「有害」だと思うのですよ。

 

だって、なんかカッコいい話風に描かれてますけど、
身勝手な理由で人を傷つけ、
迷惑をかける集団だ
って思いませんか?

自分の目的のためなら
他人に迷惑かけても良いっていうのは
僕違うと思うんですよね。

 

なので見せ方に騙されてはいけないのです。

人は悪いことでも見せ方次第では
良いことのように感じてしまう生き物です。

 

例えば、ユダヤ人を大虐殺したヒトラーもそうですよね。

ドイツが苦しいのはユダヤ人のせいだー!!と
あいつらが全部悪いんだー!!と言って

ユダヤ人であるというだけで
人間が600万人が殺されるという
普通じゃあり得ない残虐な行為を
正当化しました。

 

虐殺に加担した人たちの中には
頭の良い学者たちもいるはずなのに
冷静に考えれば分かるおかしいなことを
みんなでやっていたのです。

同調圧力に飲み込まれていたわけです。

 

これは現代の日本でも起こっていることで、
大衆の価値観というのはメディアが操作しています。

だから、大衆の意見に
流されるのではなく、
どんなに偉い人やメディアが言ってたとしても

「いやこれは間違ってるんじゃね??」

と真実を見抜ける冷静さを身につけましょう。

 

2.ストーリーの力

・・・さて、どうでしたでしょうか?

なんとなく、
「ワンピースって実は有害かもしれない!」
って思ったのではないでしょうか。

 

で、、正直に言うと、
別に僕は本当にワンピースが有害だと
思って書いてません。

ただ、
「そういう側面もあるよね」
という話をしたに過ぎないのです。

 

でも僕はあえて今回、

悪い部分をクローズアップする事で、
なんとなく、本当に有害なんじゃないか?

って気分になったはずです。

 

一方で、ワンピースのアニメとかを見ると、

「あぁ、面白かった。
これは本当に良い作品だ。」

と思うわけです。

 

これがストーリーの力です。

「ストーリー」を使いこなす事ができれば、
自分の意見を自然に相手に受け入れて
もらう事ができるのです。

 

同じテーマでも、
ストーリー次第で、
正義にも悪にもなる。

 

この感覚は、非常に重要なので、
身を持って体験して頂こうと思って
今回の話を作りました。

因みに、僕の教材では、
ストーリーの作り方というのを
重点的に解説する様にしているのですが、

それも、ストーリーこそが
無敵の力だと思っているからです。

 

歴代の支配者は全てストーリーテラーです。

 

オバマ大統領、ヒトラー、
スティーブ・ジョブズ、

皆ストーリーを巧みに使って、

自分の価値観を自然に大衆に
受け入れてもらう事に成功しています。

 

僕はよく「自分の世界を作ろう」
という事を言っていますが、

その世界観を作る為に最も重要に
なってくるものこそが
「ストーリー」なのです。

 

そして、この「ストーリーを学ぶ」
という視点があれば、


漫画、映画、ドラマ、その他
あらゆる物語を見ている時に、
常に勉強になるのです。

 

僕は、漫画とか映画を読んだり
見たりする度に、
無限にコンテンツが生み出されます。

 

だって、ヒットする作品というのは、
プロの人達が巧みにストーリーを使いこなして、
世界に入り込ませようとしているわけです。

だからめちゃめちゃ勉強になるのです。

 

しかし、ただそれを表面的に
真似するだけではダメで、


そこに流れている「原理」を
見つけないといけません。

つまり、「共通項」です。

「この漫画と、このセールスレターは
同じ原理で作られてるな」

「あの人のスピーチは、
この映画のストーリーと同じだな」

 

こんな感じで、

一見したら全然関係無い様なものどうしに、
共通項を見つけていく、という作業。

これが非常に重要になってきます。

是非、これからやってみて下さいね。

 

それでは、今日はこの辺で。

有り難う御座いました!