「3桁ブロガー」とそこから感じる構造的限界について

マスタングです。

リサーチがてら最近はよくTwitter見てます。

 

そしたら『3桁ブロガー』というワードと遭遇しました。

Twitterだと実績を桁数で表す風潮がある。

 

で、俺はそもそもこれに対して違和感を感じます。

幅広すぎじゃね?

だって、3桁って

月収100万から月収999万まであるじゃん

月収100万と月収999万て全然違くない?

そんなことを思いながら、
その3桁ブロガーのアカウントを見たら

 

3桁って100円かい・・・・

 

勝手に単位を万円だと思っていたのですが、円でした。

(3桁って逆ブランディングじゃね?)

 

で、興味が湧いたので

その界隈のツイートを見てみました。

すると、かなり新鮮なのと、
タイトルの通り、構造的限界を感じたので記事にしました。

 

おそらく俺のメルマガを普段読んでる人には
異なる世界で勉強になると思うんでシェアします

色んな市場があるんだなと勉強になるはず。

 

まず、3桁ブロガーの
収益化の方法としては

アドセンスみたいです。

 

アドセンス?何それ?

という人はこの記事見てみて下さい

たった40分で書いたブログが2万円稼いだ。ネットすげえ・・・

 

要はブログを書く

Googleの検索で上位表示される

記事にアクセスが集まる

記事に貼ってある広告を訪れた人がクリック

1クリックにつき数十円収益発生

 

というものです。

 

先ほど紹介した記事でも話しているのですが、
実は俺も昔はやっていました。

ですが、今はやっていません。

なぜかというと、
ビジネスモデルが非常に効率が悪いからです。

 

ビジネスモデル?

聞いたことはあるけど、よく分からんという人もいるので、

もうちょい詳しく話しましょう。

 

ビジネスモデルとは、ビジネスの一番大事な部分。

建物でいったら骨組みですね。

人間でいったら骨格です。

 

これがダメだと、

どんなに素晴らしいマーケティングをしても
どんなに素晴らしいセールスをしても、

構造的にダメなので絶対に儲かりません。

 

で、ざっくり言うと、
ビジネスモデルとは、

 

どんな人に?

なにを?

いくらで?

 

販売するということです。

※本当はもっともっと奥深いけど、
ちゃんと語ると6時間ぐらいかかるので、簡略化して話しています

 

具体的な例をあげると、

俺の講座で学んで
3ヶ月で189800円の収益を出したH.Mさん

【実践者の成果報告|3ヶ月目で初収益189,800円】美容系情報発信のH.Mさんの場合

この人のビジネスモデルは、

 

どんな人に?:美容で悩む女性に

何を?:綺麗になる習慣づくりを

いくらで?:189800円で販売

しているわけです。

 

じゃあ、アドセンスで収益化するためのビジネスモデルは?というと、

どんな人に?:GoogleやYahooのキーワード検索で記事に訪れた人

何を?:Googleのクリック型広告を

いくらで?:30円〜40円

というビジネスです。

 

つまり、ビビるぐらい単価安すぎなのです。

H.Mさんのビジネスモデルと比較してみましょう。

 

商売というのは

売上=単価×数量

ですから、

単価数十円のものを売るってことは
めちゃくちゃ薄利多売なのです。

しんどすぎる。

 

薄利多売はしんどいのです。

 

例えば、月に10万円稼ぎたかったら、
単価10万円のものを1個売るか、
単価1万円のものを10個売れば、
それで終了です。

だけど、単価30円の商品の場合、
10万円稼ぐのに3334個売らないといけないわけです。

 

俺からすると、
うまい棒売って億万長者目指すぜー!
ぐらいの難しさを感じます。

 

じゃあ安いものを大量に売るために
アドセンスで稼ぐ人は何をしないといけないか?
というと、

徹底的にアクセス数を稼ぐ

これのみです。

 

俺はやってたからこそわかりますが、
これ非常に効率が悪い。

 

この記事でも話してますが、
俺の場合、40分で書いた1記事に
1日で6万アクセス来て
2万円稼いだこともあります。

たった40分で書いたブログが2万円稼いだ。ネットすげえ・・・

 

当時はすげーと思いました。

40分で書いた記事が
6万人もの人に見られて
自動で2万円稼いでくれるわけですから。

 

でも、逆にいうと6万人も集客して、
たったの2万円しか稼げない。
ということです。

ビジネスとしてしんどすぎる。

 

さっき紹介したH.Mさんは
1日のブログのアクセス数は
たったの0〜5です。

それでも189800円稼げている。

記事数はたったの7記事

 

一方アドセンスで10万円稼ぐには
30万アクセスぐらい要ります。

 

月間アクセスが15しかないのに
189800円も稼げてしまう商売と

月間アクセスが300000もあるのに
100000円しか稼げない商売

どちらがビジネスモデルとして優秀か?

 

そう考えたときに、
俺は効率の悪さを感じてしまい、
単価の安い商売をして
アクセス数を追い求めることをやめました。

 

では具体的にどうしたか?というと、

売る能力を鍛えて
アドセンスよりも単価の高い商品を売る方に
シフトチェンジしたのです。

例えば、ASPで
1つ売って6000円儲かる商品とか、
1つ売って2万円儲かる商品を見つけて
アフィリエイトしていました。

 

少ないアクセス数でも
儲かるようにしたのです。

 

これの何が良いかって
アクセス数を追い求めて記事を量産しなくて良いし、
売る能力が死ぬほど鍛えられるので
長期的な実力がつくことです。

 

記事を書くのは誰でも出来ますし、
Google検索が廃れたら役に立たなくなります。

なにより、誰でもできることはいずれ淘汰されます。

 

しかし物を売る能力というのは、
Googleが滅んだとしても使えます。

リアルの世界でも使えます。

 

それにアクセス数を集めるには
大量に記事を作り、
作った記事の情報が古くなったら
定期的にメンテもしないといけません。

これではいつまで経っても
Googleの奴隷です。

 

自由になりたくてビジネス始めたのに
いつまで経っても自由になれないのです。

 

それに、Googleの検索順位を決める基準が変わると、
昨日まであったアクセスが突然0になって、
収益も0になり、

それまで積み上げてきたものがガラガラと
一瞬で崩れ落ちる危険性もある。

 

あと、こんなこともありますね。

 

これは広告の掲載がGoogleに止められた。

ということです。

つまり、Googleからのリストラです。

 

いやしんど・・・・

外部への依存度高すぎて、
ビジネスモデルとして貧弱すぎる。

 

結局、アドセンスに依存しているうちは
Googleに雇われたサラリーマン
してるようなものです。

 

そして皮肉なことに、
雇い主のGoogleは死ぬほどブラックですからね。

急にリストラしてくることもあれば、
記事を書いてもアクセスが来ないことの方が多い。

 

これ、当たり前だと思っている人多いですが、
冷静に考えたらめちゃめちゃ効率悪いことです。

努力しても努力を成果に転換する効率が悪いわけですから。

 

なので俺は自分でもやらないし、
俺から学んでる人にも
やめときなと言うのですが、

何も知識なしでやってる人たちは
これを知らずに記事の更新を
超頑張ってるのです。

知らないって怖い。

 

前に見てて驚いたのは、

「1年1ヶ月かかって
ようやくアドセンスの審査に合格しましたー!」

と喜びの報告をツイートしていた人。

 

要はこのGoogle広告をブログに掲載できる権利を得た。
スタートラインに立てた。

ということです。

 

そこに対して、同じように
アドセンス審査合格を目指している人が

「おめでとうございます!!」

と祝福していて、
なかなかのカオスさを感じました。

 

1年1ヶ月・・・

教え子がゼロから始めて
月収200万超えたぐらいの時期ですかね。。。

 

もちろん個人の自由だから
そこは自由なのですが、
改めて知識の重要性を感じたのでした。

 

あと、面白いなと思ったのが、
Googleアドセンス審査を突破するための
サポートをするビジネスもあるのです。

大して儲からないビジネスの
スタートラインに立つのを
サポートするビジネスってかなりカオスだなと。

色んな商売ががあるんだなあ。

 

Twitterって面白いです。

社会の縮図のような感じなので
勉強になることがたくさんあります。

 

応用編の話をすると、

例えば、今回はGoogleアドセンスの話でしたが、
似たようなことは世の中にたくさんあります。

 

例えば、俺からしたらTOEICも
Googleアドセンスと同じようなものです。

TOEICで頑張って高得点取ったところで、
大して稼げないわけです。

かけた努力量やコストに対して
得られるリターンが低い。

 

でも、世の中の人の脳内では

TOEICで高得点を取る=キャリアアップにつながって年収が上がる

という図式が成り立っているので
大量の時間と費用を投じてTOEICを勉強します。

 

そして、TOEICで高得点取りたい
という需要があるので
TOEICで高得点を取るための
サポートサービスが大量に生まれています。

 

TOEICのサポートをするサービスって、
Googleアドセンス合格サポートのサービスと
ビジネスモデル的には同じだなあと思いました。

 

わかりやすく表にすると、こんな感じ

これはこれで商売として成り立っているので
良いのですが、俺的にはなんだか虚しさを感じます。

 

だって稼げるようになるために
頑張っているのに、
その先には求めている未来がないわけです。

 

で、興味深いなと思うのは
今回話したことを踏まえると
アドセンス広告しかり、TOEICしかり

「効率悪くね?」

と感じると思うのですが、

頭良い大学を出ている高学歴ですら、
これに気づかず、頑張ってアドセンスで稼ごうとしたり、
TOEICの勉強を頑張っているのです。

 

某頭良い大学を出ている人がTwitterで

「3桁突破しましたー!
次は4桁目指します!」

と言っているのを見たときは声を失いました。

 

ネタなのか?

と思ったらマジなのです。

 

そう考えると、高学歴ですら
こういった現象になるのですから
やはりビジネスは学歴とかじゃなくて
知識や情報なのです。

 

俺から学んで稼げるようになった
高卒の人がいますが、
3桁ブロガーの高学歴の人と比べたら、

勉強や学歴では負けるかもしれませんが、
ビジネスでは絶対に負けないでしょう。

 

結局、才能や頭の良さではなく、
ビジネスモデルと
いかに知識や情報を得るかなのです。

 

ということで、
せっかくビジネスをするなら、

Googleに縛られるようなものでなく、
単価の高いアフィリエイトだったり、
自分のサービスを売れるようになりましょう。

報われる努力をしましょう。

そして、本当の自由を手にしましょう。

 

要点をまとめると、

1、ビジネスするならビジネスモデルが重要。
これがダメだとどんなに頑張っても報われない。

ビジネスモデルとは、
どんな人に?何を?いくらで?提供するか。

2、安いものを売っても大変なだけで儲からない。
扱うならアドセンスよりも高単価なものを扱おう。

例)ASPの案件、自分のサービス

そのために売る能力を身につけよう。
その方が長期的に役立つ。

3、外部依存性が高いビジネスはダメ。何かあった時に一瞬で死ぬ。
現状依存度が高いなら、依存度を低くしていこう。

例)アドセンスがダメなのはアクセスも収益もGoogleに依存しているから。

4、ビジネスで重要なのは知識と情報。
知らないと死ぬほど遠回りする。

逆に知っていれば、学歴や
元の頭の良さなんて関係ない。

 

今回はブログ記事なので
あまり情報量詰め込みませんでしたが、

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